おすすめ曲ベスト10

1「ビリー・ジーン」
2「スムーズ・クリミナル」
3「今夜はドント・ストップ」
4「ロック・ウィズ・ユー」
5「マン・イン・ザ・ミラー」
6「Wanna Be Startin’ Somethin’」
7「ユー・ロック・マイ・ワールド」
8「ゴーン・トゥー・スーン」
9「ストレンジャー・イン・マスカウ」
10「オフ・ザ・ウォール」

おすすめの順に並べてみました。5の「マン・イン・ザ・ミラー」は、アルバム「BAD」に収録されていて、映画「THIS IS IT」のエンディングで流れていた曲です。映画をご覧になった方は覚えているかもしれません。バックコーラスとマイケルのゴスペルのような歌声が爽快な気分にさせてくれる曲です。6の「Wanna Be Startin’ Somethin’」は、アルバム「スリラー」に収録されている、ライブのオープニングでもよく歌われる曲で、タイトルどおり今から何か始まりそうな予感をさせる曲です。でも、歌詞の一部に「君は野菜みたいなやつだ、みんなに食べられちゃうのさ」みたいなところがあって、前向きな曲かと思いきやそうでもないところが面白いです。8の「ゴーン・トゥー・スーン」は、アルバム「デンジャラス」に収録されていて、エイズで早世したマイケルの10代の友人、Ryan White君に捧げて書かれたとても美しいメロディーの曲ですが、マイケルの死後にMichael Jackson Public Memorialというのがあって、その時マイケルと親交の深かったアーティストのアッシャーがこの曲を歌いました。アッシャーが歌っているのを聴いていると、まるでマイケルの事を歌っているように聴こえました。歌詞の部分で「Born To Amuse, To Inspire, To Delight Here One Day Gone One Night」というところがありますが、どうしてもマイケルに重ねてしまいます。

まさにマイケルは、「Born To Amuse, To Inspire, To Delight」だと思います。ショービジネスに人生を捧げ、亡くなってもなお人々を魅了してやまない、真のエンターテイナー、マイケル・ジャクソンは永遠です!

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おすすめPV

「モータウン25周年記念ショーの際の“ビリー・ジーン”」

これはいわゆるPVではありませんが、この映像をきっかけにマイケルにのめり込んだと言っても過言ではないものです。とにかく一度見てほしいです。今見ても新鮮に感じるので、当時これを見た人はきっと度肝を抜かれたんじゃないかと思います。

「スムーズ・クリミナル」

この曲を最初に知ったのは、タモリ倶楽部という深夜番組の中の「空耳アワー」という、有名な外国の曲がどうにかすると日本語でこんなふうに聞こえるよ、というコーナーで取り扱われたのがきっかけでした。この曲の一番最初のイントロで、「パン!チャ!シュクチョク!」と聴こえるところがあるのですが、宿直のおじさんがパンとお茶を飲んでいるという映像が曲に合わせて出てくるというものでした。すごくインパクトがあって面白かったのでよく覚えています。それはまあさておき、本物のPVはこれまたかなりかっこいいです。この曲はPVを見ないとその良さが最大限に伝わりません。マイケルのダンスの集大成がそこにあり、特許を取ったと言われる「ゼロ・グラフィティ」という、足(靴)を床に固定して体を超人的に斜めに傾ける動作もこのPVの魅力の一つです。日本人は割りと皆で同じ動作で踊る群舞を好むのかなという気がしますが、マイケルのダンスは他のダンサーとの群舞が多く、このPVも群舞が取り入れられて、見ていて気持ちいいです。

「ユー・ロック・マイ・ワールド」

この曲もダンスを見てもらいたいので、PVをぜひ見てもらいたい一曲です。ストーリー性のある映画のような映像で、マイケルの成熟したダンスが堪能できます。マイケルのダンスはとても特徴的なので真似する人も多いですが、それでもマイケルにしかできないダンスだと思います。ダンスの途中で帽子を深くかぶったり元に戻したりという動作がたまらなくいいです!このPVでマイケルの化粧が余りに濃くてちょっと引いてしまう部分もありますが・・。

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おすすめCD、DVD

CD「エッセンシャル・マイケル・ジャクソン」

私がマイケルファンになって最初に購入したCDがこれです。これは、その名のとおりエッセンシャルなマイケルの代表曲がほぼ網羅されている2枚組のもので、マイケル初心者におすすめです。その後色々なCDを手に入れましたが、結局よく聴いているのがこのCDです。ジャクソン5時代からの代表曲も収録されていて、マイケルの成長がわかります。代表曲がこんなにあるのかと、改めてマイケルの才能を実感できる1枚です。

CD「オフ・ザ・ウォール」

これはマイケルが成人後初めてソロで出したアルバムで、クインシー・ジョーンズと初めて一緒に制作したものです。マイケルの若くみずみずしい歌声が魅力で、ダンサブルな曲からバラードまで楽しめる1枚です。次のアルバムのメガヒットを予感させるような、マイケルの無限の可能性を感じるアルバムです。

CD「スリラー」

言わずと知れたメガヒットアルバムです。一番脂の乗ったマイケルの歌声が聴いていて心地よいです。「ビリー・ジーン」「ビート・イット」「スリラー」といったマイケルの代表曲が目白押しです。

DVD「ライブ・イン・ブカレスト」

これはルーマニアで行われたマイケルのデンジャラス・ツアーのライブ映像です。DVD化されたマイケルのライブは結局この公演1回きりです。マイケルの金色のレオタード姿には最初はちょっと引いてしまいますが、見慣れてくるとマイケルにしか似合わない、なぜかセクシーに見えてしまう衣装です。人混みの中ではシャイで怯えているようなマイケルですが、ステージに上がるとまるで別人のように生き生きとしていて、観客を魅了します。

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映画THIS IS IT

この映画は、マイケルが2009年の7月に計画していたコンサートのリハーサルの映像をまとめたものですが、この映画を観た方はかなり多いと思います。そして多くの人は、このコンサートが実際に実現していたら、ものすごいことになっていたに違いないと感じたはずです。少なくとも私はそう感じました。今までのコンサートにはない斬新さと、最先端の技術がそこにはあり、マイケルのこだわりが随所に見られる映画でした。さぞマイケルも楽しみにしていたであろうこの大規模なコンサートは、コンサート直前のマイケルの死により幻となってしまいました。

97年に行われたヒストリーツアー以降12年もの間マイケルはコンサートを計画しませんでした。色々なスキャンダルが続き困難だったのと、3人の子育てに集中したかったのが理由に挙げられますが、やっとコンサートをやろうと決心したのは、自分の子供がやっと自分のエンターテイナーとしての仕事を理解できる年齢に達したので、子供たちに自分がどういう仕事をしているのか見せてあげたかったからだそうです。50歳になった自分が全盛期のようにいつまでも歌い踊れるのか、子供たちに見せられるとしたら今しかないと思ったのかもしれません。コンサート発表の記者会見でも、「この公演が自身の最後の公演となる」とマイケルは言っています。

この映画で、50歳にもかかわらずマイケルは以前と少しも劣っていないことがわかります。少しは劣っても仕方がない歌唱力も健在でしたし、50歳とは思えない、マイケルにしかできないダンスも、さすがファンを裏切りませんでした。完ぺき主義者マイケルにとっては、コンサートが完成形なので、完璧ではないリハーサル時の自分が映る映画が公開されるのを知ったらきっと嫌がったに違いありません。でもマイケルファンにとっては、この映画は間違いなく宝物でしょう。

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ライブ

私は一度もマイケルのコンサートに行ったことがありませんが、映像で見る限りでは、マイケルのコンサートはコンサートを超えたショーだと思います。歌とダンスを融合させたレベルの高いパフォーマーであるマイケルは、MTVの映像のみならず、コンサート演出や舞台演出の世界にも革命をもたらしたということも見逃せない点です。大掛かりなセット、派手な演出、観客の度肝を抜くマジックの仕掛け、大勢のバックダンサーとの競演、大画面の映像等々、マイケルは常に、どういう演出をすれば観客に非日常を体感してもらえるかを考えていました。マイケルのライブは単に歌を聴かせる場ではなく、観客を楽しませる「ショー」でした。

しかし、セットや演出、仕掛けに頼りきりというとそうでもなく、例えば「ビリー・ジーン」をライブでやるときは、一切のセットに頼らず、ビリー・ジーンといえばお馴染みの黒のスパンコールの衣装、クリスタルの白い手袋に黒のハットに身を包んでスポットライトを浴びたマイケルだけが歌とダンスで勝負するというスタイルをずっと変えていません。マイケルは、ファンは自分の代表曲であるビリー・ジーンに対し、ずっと変わらず同じスタイルであることを期待しつつ、かつ目新しい何かに期待していることを知っているので、毎回のライブで同じスタイルを維持しつつも趣向を凝らしているのが分かります。「ビリー・ジーン」はライブの見せ場であり、ムーンウォークが披露されるのもこの曲なので、ライブ中一番盛り上がります。何の助っ人もなくただマイケルがステージで歌って踊るだけなのに一番盛り上がるというのは、真のエンターテイナーにしかできないことだと思います。

1995年のMTVミュージックアワードでマイケルが披露した15分ほどのライブがありますが、圧巻です。次々とヒット曲をメドレーで歌い踊り、群舞あり、有名ギタリストとの競演ありと盛り沢山な内容で全ての観衆を魅了しました。ぜひ一度見て頂きたいライブの一つです。

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